種間寺まで、他の同宿の方たちとほぼ同じペースで歩く。通学途中の小学生が「お遍路さんがんばってください。」と声をかけてくれる。お遍路中、学生さんたちが自ら挨拶をしてくれることが、よくあった。良い風習だと思うし、心強い。
遍路中、いろんな道しるべがあり、それも楽しく、頼りになる。
種間寺は道沿いにあるが、山門がなく、一見わかりにくい。次の清滝寺までは、仁淀川を渡り、土佐市内を通る。引き返すような形で、市内を通り、県道39号線を青龍寺へ向かう。
途中ちょうどいい所に休憩所があり、そこで車道と山道の遍路道に分かれる。休憩所で横浜の男性と宮城の女性と出会う。先に行ったお遍路さんたちは、山道へ行ったとのこと。私たちは無理せず、車道を歩く。
海岸沿いに出ると、宇佐大橋が見えてくる。この日は歩行距離が長く、このころになると私の足は、重く痛く、遅くなっている。宇佐大橋のたもとで、足のケアを行い、出発。この橋は私も含め高所恐怖症の人には、恐怖だと思う。
青龍寺からお宿までは急な登り道となるため、私たちは無理せず、宿のマイクロバスを利用する。歩く者は荷物をバスに乗せて、上って行った。
青龍寺からお宿までは急な登り道となるため、私たちは無理せず、宿のマイクロバスを利用する。歩く者は荷物をバスに乗せて、上って行った。
国民宿舎土佐からは、室戸岬から足摺岬までを見渡せるロケーションにある。特に夜の露天風呂からは、歩いてきた道を点々と灯された明かりで、見ることができて、感動した。この日も、顔見知りの同宿の方が複数で、盛り上がった。
清瀧寺境内 青龍寺石段
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