2012/03/31

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 11

平成24年3月12日(月) 晴れ

6:50  宿出発 → 7.2km  9:00  真念庵 → 9.3km  11:30  真念石 
→ 5.7km  13:00  西ノ谷休憩所 → 約10.0km 15:50  第三十九番延光寺
→ 2km  旅館ひらた荘泊(夕食付5,000円)

歩行距離 34.2km   56,855歩


 朝食は6時から。久百々さんでは、お昼のおにぎりとお菓子などを持たせてくださいます。ここから次への道には、お昼ポイントがない道もあり、助かります。

 7時前に三重県の方と歩き始めました。この方は、毎年歩きに来られていて、5年目になるそう。以前は、山歩きをされていたそうですが、病気で倒れた後、克服して歩きに来ていると話してくださいました。歳は聞きませんでしたが、70歳前後かと。

 話しながら歩いていると、あっという間です。三重の方は、県道21号で三原村へ向かう道を歩くため、途中で別れました。

 私は市野瀬まで戻り(前々日に歩いた道)、真念庵へ向かいました。



 真念庵は、37番・38番・39番の札所間の距離が長く、険しかったため、その中間地点に地蔵大師堂が建てられ、打ち戻りの宿や、荷物置き場として使われていたそうです。

 古い丁石が残っている所を、できる限り遍路道として保存してあります。





 真念庵。ひっそりとしていました。

 近くの方が納経所をされているので、行ってみましたが、不在でした。





 三原村へ向かう道です。しばらく車道を歩きますが、ほとんど誰とも出会いません。

 途中で、車のおじさんから缶コーヒーのお接待をいただきました。





 成山という所から遍路道がありました。この道は「四国遍路同行二人」には載っていません。1.4kmと書いてあったので、歩いてみました。





 狼内という所まで、それほどきつくない遍路道でした。地図で見ると、結構ショートカットになったようです。


 途中の集会所で休憩しました。でも座る所がなかったので、縁石に座って、いただいたおにぎりを食べました。

 この日は風の強い日で、歩いていないとすぐ寒くなりました。



 真念石から右に折れて、真念遍路道に入ります。どれが真念石か分かりません・・・。


 ここからは緩やかな上りでした。地蔵峠を越え、一旦四万十市に入ると下りの山道になりました。





 所々デンジャラスゾーンがありましたが、2kmくらいと長くはありません。





 最後は、中筋側沿いに歩きます。「四国遍路ひとり歩き同行二人」では新しい道沿いに歩くようになっていましたが、途中で国道56号線へ出るよう表示がしてありました。

 なので予定より長く歩くことになりました。でも、最後なので気合いで歩きました。





 午後4時、第三十九番延光寺に到着しました。歩き遍路さんが2,3人おられましたが、ひっそりとしていました。

 今回無事に歩くことができたこと、またお遍路に来られることをお願いしました。いつになることやら・・・。

 ちなみに、二巡目通算23日目でここまで歩きました。

 ただただ歩くことで、また明日も歩くことができそうです。






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歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 10

平成24年3月11日(日) 晴れ

6:00  宿出発 → 16.9km  10:10  第三十八番金剛福寺 ⇒ バスで以布利まで戻る  12:00
→ 14:00  8.0km  民宿久百々(2食付6,000円)

歩行距離 24.9km   41,832歩


 この日は38番から打ちかえりで、36km以上歩く予定だったので、朝6時に出発しました。荷物は海癒の湯さんに置かせてもらえたので、手提げ袋に必要なものを入れました。

 準備は5時半にはできていたのですが、まだ暗すぎて(怖くて)出発することができませんでした。6時もまだ暗かったのですが、「行くぞ~」と、初めは懐中電灯を使って出発しました。




 大岐の浜には、すでに何人かの方が、日の出を見に来ていました。






 途中、ちらっとだけ見えた朝日です。励ましてくれているようでした。






 以布利港です。ここの休憩所で、福島から来られていた方が野宿をされていました。

 少しお話をして、私が先に出発しました。この日で一旦区切り、帰るとのことでした。今年の秋に、続きを歩きに来るそう。どうぞ、御無事で。






 窪津の集落です。自由に使える公衆トイレがあり、ありがたかったです。


 足摺岬の東側、県道27号を歩きました。この日は、朝から道しるべを見つけ損ない、38番手前の遍路道は、入ってみると、来た道に戻っていたり。

 20kmくらいは歩いたと思います。荷物が少ないのに、疲れていて、足も辛かったんです。疲労がたまっていたのかな。






 古い丁石があります。確かに、昔からこの辺りをお遍路さんが歩いたんだな、と感じます。





 第三十八番札所境内です。正面は本堂。大師亀が出迎えてくれます。


 私が到着してから少しして、三重県の男性を含む、久百々さん打ちかえりのお遍路さん4名が到着されました。

 私はそこからバスを使うつもりだったので、そこでみなさんと別れました。みなさん元気だな~。





 札所山門。お寺は大きく荘厳な趣があります。岬周辺には見どころがたくさんあり、観光地でもあります。お寺の前には、観光バスがたくさん停まっていました。


 バスは岬の東側を回るコース(私が歩いてきた道)と、西側を回り土佐清水の町を通るコースがあります。

 20分ほどで西側を行くバス(中村行き)が来たので、乗りました。

 こちらの道は、太平洋の荒波に削られた海岸線を見ることができます。天気が良かったので、綺麗な景色を楽しむことができました。(ずっと同乗の男性に話しかけられて、写真を撮ることができなかった・・・)

 バスで宿まで行ってしまうと、お宿に着くのが早すぎるので、以布利で降りて歩くことにしました。





 大岐の浜を歩こうか迷いました。砂浜を歩くと、足に負担がかかります。

 でも、広い海を眺めたくて、途中から海岸へでました。波をかぶって濡れている所は、硬くなっていて歩きやすかったです。


 午後1時過ぎに海癒の湯に着きました。オーナーの奥さんと少しお話をして、荷物のお礼を言い、出発しました。

 午後2時過ぎには、この日の宿久百々さんに到着。無理を言って、上がらせてもらいました。事前に電話連絡しておけば良かったです。

 私はこの日、午後2時46分、お宿の部屋から海に向かい黙とうしました。あの大震災から1年、自分にできることを、小さいことだけれど、していこうと、思いました。



 午後4時過ぎ、歩きの方が帰って来られました。このお宿からの打ちかえりは、40km歩くことになります。

 この日、同宿の方は5名で、みなさん通し打ち。初めての歩き遍路の方は1名だけ。毎年歩くに来られる方、2年に1回歩きに来られる方、色々です。


 始めの予定では、宇和島まで歩くことにしていましたが、この日歩くことができず、足に限界を感じたので、次の日で区切ることにしました。






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2012/03/29

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 9

平成24年3月10日(土) 晴れ

6:50  宿出発 → 8.9km  9:00  四万十大橋手前 → 9.4km  11:10  ドライブイン水車
→ 10.5km  14:30  海癒の湯(宿泊は隣接の紀州鉄道オーナーズヴィラ)

歩行距離 28.8km   45,358歩



 ネスト・ウエストガーデン土佐は、綺麗なリゾートホテルでした。2食付のプランもありますが、私は洋食が食べたくて、素泊まりにして、ホテルのレストランでパスタを食べました。

 お風呂が広かったです。洗濯はフリーで、乾燥機は200円くらいでした。


 朝7時前に出発しました。前日35kmの歩行で、足への影響が心配でしたが、出だしは悪くありませんでした。



 もう朝日は昇っていました。今日も1日歩くぞ~。





 歩いていると、大きな荷物を背負ったお遍路さんに追い越されました。徳島~高知を野宿で歩かれているそうです。

 荷物は14kgあるそうですが、かなり早い足取りです。少し話をして、あっという間に、遠ざかってしまいました。

 この男性は、この日休憩ポイントで何度かお会いしました。午後、再度会った時に、福島県から来ていると話してくださいました。震災の被害についても、少し話してくださいました。

 この次の日は、3月11日なのです。






 四万十大橋を渡りました。河はいつも穏やかに流れています。

 四万十川を渡るには、四万十大橋を歩くか、河口の渡し船に乗ることもできます。



 途中のドライブインで昼休憩をして、出発しようとすると、民宿あわで一緒だった三重の方や、36番青龍寺手前の宇佐大橋を、一緒に渡って頂いた方と出会いました。他に歩きお遍路さん2人。

 この日はお二人とも久百々さんに宿泊するとのことで、ドライブインでゆっくりするとのことでした。






 下ノ加江の分かれ道。左が国道。右の道を歩きました。お天気が良くて、歩いていて心地良かったです。(雨続きだったから・・・)






 久百々辺りからの眺め。足摺岬が近づいてきました。





 午後3時前に海癒の湯に着いてしまいました。

 海癒の湯は新しい施設です。私が泊ったのは、その隣にある大きな建物のリゾートマンションです。

 家族が紀州鉄道ヴィラの会員で、その会員権で宿泊しました(会員なら通常、素泊まり2,600円ですが、一人宿泊のため4,200円でした)。

 海癒の湯のオーナーが、紀州鉄道の部屋を管理されていて、部屋を改装しているそうです。(海癒の湯に宿泊する場合は、歩き遍路は素泊まり5,000円だそうです。)

 古い建物ですが、内装や調度品をそろえて、なかなかお洒落な感じでした。部屋からは大岐の浜が望めます。

 海癒の湯は、薪で炊いたお風呂で、珍しかったです。(歩き遍路は割引あり、700円だったかと) ただ、食事が当日午前までの予約で、私は予約しておらず、タクシーで買い出しに行きました・・・。



 波の音を聞きながら、休みました。





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2012/03/27

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 8

平成24年3月9日(金) 雨

7:30  宿出発 → 10.1km  9:30  佐賀遍路小屋 → 9.1km  12:00  土佐佐賀駅
→ 6.7km  13:30  井の岬トンネル手前の休憩所 
→ 9.0km  16:10 ネスト・ウエストガーデン土佐(素泊り4,500円)

歩行距離  34.5km   55,929歩


 朝から雨。天気予報では、昼からあがると言っていましたが・・・。

 朝6時、薄暗いお寺は厳かで、心が洗われる気持ちで勤行に参加しました。

 第37番岩本寺は、御本尊が不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の5つあり、ありがたい札所です。その所以について、お話してくださいました。


 朝食の後、しっかりと雨装備で出発しました。37番から38番までは、札所間が80km離れているので、普通の足で2日半かかります。



 お寺からしばらくは、国道56号を歩き、5kmほど行くと、今は使われていない焼却所?のような所を通りぬけます。






 国道を通らないように遍路道が作ってありますが、この市野瀬遍路道で5年前、転んだんです。

 この階段で転んだわけではありませんが、今回も見事転びました。いつも雨で、足元が悪いんです。




 再び国道を歩いていると、佐賀温泉に到着しました。リニューアルされて、綺麗になっていました。遍路小屋はそのままです。

 綺麗な建物で、入るのも躊躇してしまいますが、トイレを親切に貸してくださいました。この温泉は歴史があるので、泊ってみたいなと思いました。



 この辺りを歩くなら、国道56号が一番確実で、短いかもしれません。でも、静かな旧道を歩くのもいいものです。





 遍路道を歩いていると、こんな古い隧道を歩きます。真ん中辺りは真っ暗になり、怖かったです。思わず「般若心経」でした^^;



 雨が降り続いていたので、なかなか休憩できず、土佐佐賀駅で少し休憩して、すぐに出発しました。





 太平洋岸に出ても、こんな天気。雨。黙々と歩きました。






 国道には、歩道に写真のような表示がありました。他に「この先歩道がなくなるので、よろしければ渡って反対側を歩いてください」というようなものも。親切だな~と思いました。

 雨の日は、とかく下を向いて歩いていたんでしょう。


 井の岬まで、約16kmほとんど休憩なく歩いてきたので、足はマメもできて、限界にきていました。長めの休憩をしました。

 靴は靴下までぐしょぐしょ、でも替えがないので脱ぐ気にもなれず、そのままでお菓子を食べました。

 ここで空海の道ウォーキングの方たちと出会いました。いつも励ましてくださり、元気が出ました。




 その日は、午後3時ごろ雨が小雨になりました。

 そして、海岸遠くに足摺岬が見えてきました。明後日はあの先端まで行くぞ~っ、と少し元気が出て、お宿まで歩くことができました。





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2012/03/26

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 7

平成24年3月8日(木) 曇りのち雨☂

7:00 宿出発 → 8.8km  10:00  土佐久礼 そえみみず・酔芙蓉遍路小屋 10:30 出発
→ 4.3km  12:00  七子峠 → 10.0km  14:10  ゆういんぐしまんと
→ 6.3km  15:45  第三十七番岩本寺 宿坊泊(2食付6,500円)

歩行距離 31km    51,588歩


 この日は2つの峠越えがありました。1つめは焼坂峠の遍路道。こちらは、5年前は台風の影響で歩くことができず、国道56号を歩きました

 2つめは土佐久礼から、大坂遍路道とそえみみず遍路道のどちらかを歩くことになります。ここも、国道56号を歩くこともできます。
こちらは5年前、そえみみずが高速道路建設中で通行できず、大坂遍路道を歩きましたので、そえみみず遍路道を歩きました。


 同宿のお二人も焼坂遍路道を歩くとのことで、私は一足先に出発しました。



 遍路道への立て札。曇りで少し薄暗く「ちょっと不安・・・」でしたが、お二人が来てくれるものと信じて、歩き始めました。





 いきなりこの看板。工事のため2km迂回しなければなりませんでした・・・。

 でも、迂回道は緩やかな上りで、歩きやすい道でした。表示通り、30分ほど歩くと、元の遍路道に到着しました。

 歩いていると、同宿だった方がザックにつけている鈴の音が聞こえてきました。これで、安心して歩くことができました。





 山道の遍路道は、上りが少しきつく悪路でしたが、さほど長くなく、写真の峠を越えると、山道ではありますが、緩やかな下りが続きました。





 土佐久礼の町に入ると、同宿のお二人に会うことができました。お二人は大坂遍路道へ。

 私はそえみみず遍路道へ向かう途中、こんなかわいい道しるべをみつけました。

 遍路道に入る手前で、「お接待です」とおばあちゃんが遍路道の説明をしてくださり、お菓子やみかんをくださいました。感謝です。この日ここを通るのは、私で5人目だそうです(多いのか、少ないのか分かりません・・・)。

 そえみみず遍路道に入る前に、遍路小屋・酔芙蓉があります。ここで少し休憩しました。

 この遍路小屋は、病気と闘いながらお遍路をされた方がおられ、その方のご兄弟の寄付で建てられたそうです。





 休憩の後、遍路道を上るとすぐに、こんな階段です。

 高速道路が建設中です。このため、遍路道が高速道路をくぐるように作られていました。





 下りは短かったのですが、上りはこんなに上がったんです。道路が、分かるでしょうか。





 遍路道の途中、下りに入る所に、たくさんの道しるべがありました。間違える人が多いのでしょうか。分かるだけで9つあります。


 午後12時に、そえみみず遍路道と大坂遍路道が合流する七子峠に着きました。ここで、お昼休憩をとりました。

 歩きだして、すぐに雨が降り出しました。始めは傘をさし歩きました。だんだん雨が強くなり、雨具を着たかったのですが、着る所がなくて、七子峠から10km先の’ゆういんぐしまんと’という観光物産センターまで歩きました。

 けっこうびしょびしょに、濡れてしまいました・・・・。

 そのあとは、お寺まで一気に歩きました。





 静かな、ひなびた町の中を歩くと、第三十七番岩本寺の山門が見えてきました。





 お寺の境内。右手奥が本堂です。

 納経を待っている間、自転車のお遍路さんと話をしました。夕方午後4時、これから10km先の佐賀温泉まで行かれるとのことでした。

 自転車は1日80~100kmくらい進むそうです。でも雨装備、大変そうです。


 宿坊では、前日同宿の方のうち、後から到着した岐阜の男性と一緒でした。個人のお遍路さんは3人。他に団体さんが2組でした。

 宿坊のいいところは、朝のお勤めです。6時から本堂で、勤行が始ります。気が引き締まりました。






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2012/03/25

わがやのはなでかわんこ






 いきなりの、我が家のはなでかわんこたち。失礼しました(^.^)

 わんこたちは元気にしています。毎日、私を癒し、励ましてくれています。


 先日のお遍路ブログを一気にアップしようと思っていましたが、今日は日帰りで徳島へお墓参りに出かけたので、ちょっと疲れてまして・・・。

 日曜日の高速は、とっても渋滞していました。奈良から徳島まで、渋滞がなければ2時間半です。今日は、行きは3時間弱、帰りは4時間半かかりました^^; 

 今日は、早めに休みます。




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2012/03/24

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 6

平成24年3月7日(水) 曇り

7:30  宿出発 → 0.2km  7:45  三十六番奥の院 → 8.4km  9:30  武市半平太像 
→ 8.3km  11:45  須崎遍路小屋(通過) → 6.3km  13:15  別格五番大善寺 →
0.7km  13:45  道の駅かわうその里すさき → 3.0km  15:00  民宿あわ(2食付6,000円)

歩行距離 29.7km  46,004歩


 第三十六番青龍寺から第三十七番岩本寺まで、60km弱あります。なので、この日はお参りするお寺はありません。

 チェックアウトする時、フロントの方にこの日の宿を聞かれ、「民宿あわ」ですと答えると、「それだと、午後2時半には着いてしまいますよ。別格でも行かれたら?」と言われました。

 自分の足ではどうかな、と思いながら歩き始めました。

 三十六番の奥の院へは、国民宿舎土佐からすぐです。



 軽い傾斜の上りを行くと、奥の院に到着します。

 ここは鳥居から、裸足で参拝します。私は、ご朱印をもらいに三十六番へ戻るつもりがなかったので、ここからお参りしました。

 次回は、きちんと参拝したいです。


 5年前歩いた時は、浦の内湾の内陸の県道23号を歩いたので、今回は太平洋側の県道47号を歩きました。

 アップダウンの多い車道が続きます。足がすぐに辛くなってしまいました。




 天気も曇りで、やや風が冷たく、上りは暑いけれど、下りや平坦な道では寒く感じました。

 途中の武市半平太像で、空海の道ウォーキングの方たちと出会いました。温かいコーヒーやバナナをお接待してくださいました。ありがとうございます。ここからは、ずーーーっと下りでした。

 膝にくるくる。内陸の道の方が、平坦で歩きやすいと思いました。





 県道23号との合流点です。ここから、須崎の町を目指します。

 途中の須崎遍路小屋は、先客がおられたのでスルーしました。




 住友大阪セメント工場を過ぎて橋を渡ると、須崎市街地に入ります。

 歩いていると、三十三番雪渓寺門前の高知屋さんで一緒になった方と出会いました。同じ民宿あわに泊るとのことで、一緒に歩いていただきました。

 その方は三重県の方で、4回目か5回目の歩き遍路とのことでした。この時でまだ午後1時過ぎ。一緒に別格五番へお参りしてくださいました。

 四国遍路には八十八ケ寺のほかに、二十ケ寺の別格霊場があります。たして百八、人間の煩悩の数です。




 別格五番大善寺は少し高台にあり、急な階段があるため、リフトが設置してあります。もちろん歩いて上りました。写真は、道路沿いにある大師堂です。

 別格はまた日を改めて、きちんとお参りしたいと思っていますので、ご朱印はいただきませんでした。


 道の駅すさきに着いたのが、午後2時前。確かに、午後2時半には、お宿に到着してしまいます。

 私はここで時間を潰すことにしました。三重の方はぼちぼち歩くとのことで、ここで一旦別れました。




 お昼ごはんを食べていなかったので、須崎ご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」をいただきました。





 道の駅を出て、歩き始めました。この辺りの国道56号線沿いは、高知自動車道の建設が進んでいて、道の駅を出た所にインターチェンジができていました。


 お宿に午後3時過ぎに到着し、三重の方はすでお風呂も済ませておられました。この日は、ツアーの団体さんがいたので、私たち個人のお客は、離れの家に宿泊でした。

 もう一人の方は午後5時前の到着。私は初対面でしたが、三重の方とお知り合いで、個人客3人でお遍路の情報交換をさせていただきました。

 同じお遍路の話題しかないので、話がはずみました。




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