2009/04/26

歩き四国遍路 28日目

平成19年4月30日(月) 天候晴れ 第四十四番 歩行距離23km おもご旅館泊

 出発して一つ目の休憩所で、顔見知りのお遍路さんたちと出会う。その中に、ほら貝を持ったお坊さんがいて、ほら貝を吹いてくれた。生で聞いたのは初めてだが、山に響いていた。

 この日は、農祖峠遍路道を歩こうと計画していたが、私の足の調子が悪く、国道380号を歩くことにする。何もない道で、やっと食堂を見つけ昼食にする。そこには、やはり顔見知りのお遍路さんたちが、休憩をとっていた。そこで、ドクターに膝を冷やしてもらい、基本的な処置を思い出させてくれた。さすがである。少しのことで、膝が違うのである。反省。
 そこからは、ドクターに言われたように、安定した歩行を心がけて歩く。距離がそんなに長くなかったので、お宿には14時に到着。荷物を置き、大宝寺へ、参拝に行く。四十四番、四国遍路札所の半分である。

 おもご旅館は、明日四十五番打ち返りで二泊する。古いお宿で、大正の間という歴史のあるお部屋を見せていただいた。
 ドクターとは、これからも会うと思っていたので、お札の交換をしなかったが、結局この日以降、お会いすることはなかった。お世話になりました。


三島神社からの遍路道                   大寶寺、札所半分きました。 

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