初秋の四国遍路 その２

　四国お遍路続きです。

　無事、１２番焼山寺に到着し、読経と納経をすませ、お宿で作っていただいたおにぎりを食べました。

　　　　　　　　　　大きなおにぎりです。元気が出ます(^o^)丿


　今回の目標にしていた、１２番奥の院は１．４ｋｍ先の山頂、標高約９４０ｍにあります。お寺の方に尋ねると、往復で１時間４０分くらいかかるとのこと。

　おにぎりを食べながら思案して、まだ小雨だったので、上ることにしました。一緒に焼山寺へ上ってきた方たちに、「がんばって」と言ってもらいました。

　また、しんどい上りですが、ゴー、ゴ、ゴー！！です。

　　　　　　　　　　ここは、途中にある、弘法大師さまが大蛇を閉じ込めた岩屋です。
　　　　　　　　　　結構見応えがありました。

　　　　　　　　　　結局、４５分ほどかかって、到着しました(>_<)
　　　　　　　　　　ひっそりと祠がありました。

　　　　　　　　　　素晴らしい眺めですが、雲が垂れこめてきました。


　上りきつければ、下りもきつく、油断をすると谷へ落ちてしまいそうな馬の背コースもありました。用心して下りました。

　　　　　　　　　下山すると、雨が本降りになってきてました(T_T)
　　　　　　　　　午後３時前の境内、誰もいません・・・。


　焼山寺の境内の杉の木は、霊験あらたかな感じがします。

　晴れていたら、ゆっくりしたのですが、雨具の装備をして、お宿へ向かうことにしました。

　　　　　　　　　　　途中に、番外霊場があります。

　衛門三郎という人が、弘法大師に謝りたくて（とても簡潔な表現です）、四国遍路をまわり続け、力尽きたところです。

　　　　　　　　　　下り、下り、下り、下り、下り・・・・・。
　　　　　　　　　　夕方の山道は、うす暗くなっていました。


　１時間ほどで、この日のお宿「すだち館」さんに到着しました。お宿に着くと、いつもホッとしますね。

　それでは、また。





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