2012/03/22

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 4

平成24年3月5日(月) 雨時々曇り

9:20 宿出発 → 3.2km  10:20  第三十一番竹林寺 → 5.7km  13:00  第三十二番禅師峰寺
→ (途中からタクシー利用) 16:00  第三十三番雪渓寺 → 門前高知屋さん(2食付6,500円)

歩行距離 19km  26,290歩


 この日は距離が短く、前日から「明日はゆっくり行こ~」と決めて起きました。

 歩き遍路ではありえない、7:00過ぎの起床。前日に続き、朝から雨でした。5年前も、この辺りを歩いた時は雨だったなと、なつかし~。

 雨具で出発しました。


 三十一番への遍路道は、牧野植物園の中を通ります。歩き遍路は無料で通過できます。




午前中は霧が出ていました。前方の山に、三十番の五重塔が見えてきました。


 時間があるので、ゆっくり境内で過ごしました。





 五重塔から見た境内。奥が本堂、手前が大師堂。


 雨の日、週明けのお寺の境内はひっそりとしてました。





 境内から山門への階段。お遍路さんが下りてくるところが、好きです。

 参道には、高知の皿鉢料理にちなみ、皿鉢寄せ植え(みたいな名前がついていました)が、彩りを添えていました。


 三十一番からの遍路道は結構危険で、この日は雨で滑りやすいので、下りは車道を下りました。

 途中、武市半平太さんの旧邸、お墓の前を通り、石土池の小屋でお昼休憩をとりました。昨日いただいたお菓子を、ありがたくいただきました。





 三十二番への遍路道を上ると、こんな立て札ありました。ほっとします。






 三十二番札所は高台にあり、桂浜方面を望むことができます。お天気は良くなかったですが、天気が良ければ、もっと先まで見渡すことができます。

 ここで、前日一緒に歩いた関東の女性と再び出会い、しばらく一緒に歩かせていただきました。

 歩き遍路は初めてではないというこの方は、自分のペースに合わせて、歩けるところまで歩くとのことでした。足が少しお悪いのか、杖を2本持っていました。1本は息子さんのプレゼントだそうです。


 この日、左足がしびれて、荷物がとても重く感じました。事実私の荷物は8kg以上あり、長く歩くには無理がありました。

 三十三番札所へは、種崎からフェリーに乗るか、桂浜方面への浦戸大橋を歩いて渡るかになります。

 郵便局で荷物を送り返すため、1時間に1便しかないフェリーを待てず、途中からタクシーで三十三番札所まで行きました。



 第三十三番雪渓寺。山門はありませんが、境内に入ると落ち着きます。

 ここでは韓国人の男子と会いました。野宿で歩かれていて、この日は三十三番の通夜堂に泊るとのことでした。

 外国の方に歩いてもらえるお遍路。なんとなくですが、ありがたいな~と思いました。





 そして、もうひとつありがたかったこと。三十二番からの遍路道を歩いていると、習志野ナンバーの車が停車して、御婦人が降りてこられ、「お接待させてください」と、小さな紙袋を手渡してくださいました。

 中には、お菓子とカリカリ梅が入っていました。感謝、感謝です。





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2 件のコメント:

すず・りんのお母ちゃん さんのコメント...

時間がなくコメ出来て無くゴメン。

改めます。

sora to umi さんのコメント...

すず・りんのお母ちゃんさんへ

どうもありがとうございます!!
そのお心使いだけで、うれしくなりますよ~。
日本では年度末、忙しくなる時期ですからね。
時間がある時に、のぞいてくださいませ(^.^)