2012/03/23

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 5

平成24年3月6日(火)

6:30 宿出発 → 6.3km  7:45  第三十四番種間寺 → 9.8km  10:00  第三十五番清滝寺
→ 3.3km  (タクシーで三十四番へ戻り、高石神社へ) → 2.2km  13:00  塚地手前の休憩小屋
→ 7.1km  15:30  第三十六番青龍寺 → 0.4km  16:30  国民宿舎土佐(朝食付き5,700円)

歩行距離 29.1km   49,821歩


 この日は、濃い霧の中を出発しました。荷物が軽くなっていたので、予想以上に軽快に歩くことができました。やっぱり、荷物は6kgくらいに抑えなければならないな~。



 第三十四番札所は県道279号線沿いにあります。ここも第三十三番と同じで、お寺の山門がなく、この道路と同じ高さに境内があります。

 私がこのお寺を出発するころに、同宿だった方たちがお寺に到着していました。

 その中に「空海の道ウォーキング」というツアーの方たちがおられました。荷物はマイクロバスに運んでもらい、荷物なしでお遍路を通しで歩くツアーです。

 60~70歳代の方たちが歩いておられました。みなさん、歩き方がお元気なんです。

 私は荷物があるハンデはありましたが、それでも、自分がその年になった時に、あんなふうに歩くことができるだろうか~、と考えながら、抜きつ抜かれつ、元気をもらっていました。





 第三十五番札所へは、清流仁淀川を渡ります。その手前に、写真のような道しるべの看板がありました。

 一番下に「地元老人」とあります。こういうのも、うれしいものです。





 この仁淀川は、日本で一番水質がきれいなんだそうです。静かに流れていました。





 ここから、山道を上ります。少し急な坂道です。





 坂道を上って、最後にこの階段を上るんです。


 少し高台にあるお寺なので、境内から土佐市高岡町を見渡すことができます。

 快調に歩いてきたのですが、前のお寺に線香・ローソク入れを忘れてきたことに気づきました・・・。

 実はこのお遍路で、1度線香入れを買いなおしていた私は、しばらく考えて、途中からタクシーを使い、三十四番へ取りに戻りました・・・・・。





 無事、忘れ物を受け取り、再び歩き始めました。

 前回は車道を歩いた塚地峠。今回は、山の遍路道を歩きました。上りは少しきつかったですが、下りはなだらかに歩きやすい道でした。





 途中、サクラソウが優しく咲いていました。





 しばらく海岸沿いの道を歩くと、宇佐大橋にさしかかります。

 この橋を渡らないと、次のお寺に行くことができないのですが、私は高所恐怖症で、ちょっと躊躇しました。

 橋のたもとで、どうしようかな~、と考えていると、男性の歩きお遍路さんが通りかかり、「一緒に渡ってください」とお願いして、一緒に歩いてもらいました。

 風が強くて、結構怖いんです。私は、こういうの本当にダメで・・・。

 ずっと、話をしながら歩いて行ったので、あっという間に第三十六番札所に着きました。ありがとうございました。





 三十六番山門。本堂へは、ここから更に階段を上らなければなりません。


 お寺から、国民宿舎土佐までは、上りの遍路道です。歩くのに疲れた方たちが、国民宿舎土佐のお迎えを頼んでおられたので、私は荷物だけ車に乗せてもらい、歩いて行きました。15分くらいで着きました。





 国民宿舎土佐は、この湾を見渡せる露天風呂があります。天気の良い日には、室戸岬まで見渡せるとか。(写真は部屋からの眺め)

 よく歩いてきたな~、と振り返ることができるお宿です。スタッフの方の雰囲気も良いので、2回目の利用でした。





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