2012/03/31

歩き遍路二巡目 高知安芸~宿毛 10

平成24年3月11日(日) 晴れ

6:00  宿出発 → 16.9km  10:10  第三十八番金剛福寺 ⇒ バスで以布利まで戻る  12:00
→ 14:00  8.0km  民宿久百々(2食付6,000円)

歩行距離 24.9km   41,832歩


 この日は38番から打ちかえりで、36km以上歩く予定だったので、朝6時に出発しました。荷物は海癒の湯さんに置かせてもらえたので、手提げ袋に必要なものを入れました。

 準備は5時半にはできていたのですが、まだ暗すぎて(怖くて)出発することができませんでした。6時もまだ暗かったのですが、「行くぞ~」と、初めは懐中電灯を使って出発しました。




 大岐の浜には、すでに何人かの方が、日の出を見に来ていました。






 途中、ちらっとだけ見えた朝日です。励ましてくれているようでした。






 以布利港です。ここの休憩所で、福島から来られていた方が野宿をされていました。

 少しお話をして、私が先に出発しました。この日で一旦区切り、帰るとのことでした。今年の秋に、続きを歩きに来るそう。どうぞ、御無事で。






 窪津の集落です。自由に使える公衆トイレがあり、ありがたかったです。


 足摺岬の東側、県道27号を歩きました。この日は、朝から道しるべを見つけ損ない、38番手前の遍路道は、入ってみると、来た道に戻っていたり。

 20kmくらいは歩いたと思います。荷物が少ないのに、疲れていて、足も辛かったんです。疲労がたまっていたのかな。






 古い丁石があります。確かに、昔からこの辺りをお遍路さんが歩いたんだな、と感じます。





 第三十八番札所境内です。正面は本堂。大師亀が出迎えてくれます。


 私が到着してから少しして、三重県の男性を含む、久百々さん打ちかえりのお遍路さん4名が到着されました。

 私はそこからバスを使うつもりだったので、そこでみなさんと別れました。みなさん元気だな~。





 札所山門。お寺は大きく荘厳な趣があります。岬周辺には見どころがたくさんあり、観光地でもあります。お寺の前には、観光バスがたくさん停まっていました。


 バスは岬の東側を回るコース(私が歩いてきた道)と、西側を回り土佐清水の町を通るコースがあります。

 20分ほどで西側を行くバス(中村行き)が来たので、乗りました。

 こちらの道は、太平洋の荒波に削られた海岸線を見ることができます。天気が良かったので、綺麗な景色を楽しむことができました。(ずっと同乗の男性に話しかけられて、写真を撮ることができなかった・・・)

 バスで宿まで行ってしまうと、お宿に着くのが早すぎるので、以布利で降りて歩くことにしました。





 大岐の浜を歩こうか迷いました。砂浜を歩くと、足に負担がかかります。

 でも、広い海を眺めたくて、途中から海岸へでました。波をかぶって濡れている所は、硬くなっていて歩きやすかったです。


 午後1時過ぎに海癒の湯に着きました。オーナーの奥さんと少しお話をして、荷物のお礼を言い、出発しました。

 午後2時過ぎには、この日の宿久百々さんに到着。無理を言って、上がらせてもらいました。事前に電話連絡しておけば良かったです。

 私はこの日、午後2時46分、お宿の部屋から海に向かい黙とうしました。あの大震災から1年、自分にできることを、小さいことだけれど、していこうと、思いました。



 午後4時過ぎ、歩きの方が帰って来られました。このお宿からの打ちかえりは、40km歩くことになります。

 この日、同宿の方は5名で、みなさん通し打ち。初めての歩き遍路の方は1名だけ。毎年歩くに来られる方、2年に1回歩きに来られる方、色々です。


 始めの予定では、宇和島まで歩くことにしていましたが、この日歩くことができず、足に限界を感じたので、次の日で区切ることにしました。






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