龍山荘さんは、徳島県の、四国遍路第二十一番太龍寺を下りたところにあります。歩き遍路の場合、だいたいは二十番鶴林寺と太龍寺、二つの山越えをして宿泊することになります。
昨年の１１月２０日に宿泊しました。徳島には、所謂「へんろ転がし」と呼ばれる難所が３つあります。二十番、二十一番と十二番焼山寺です。
難所を二つ越えるこの行程は、十二番焼山寺に比べると、きつくはありませんが、標高５００ｍ級を二つ越えるので、結構きつい道のりです。
その道のりを越えて、お宿に辿り着くと、本当にホッとします。この辺りには、龍山荘さんと坂口荘さん、二つのお宿があります。前回坂口荘さんを利用したので、今回は龍山荘さんです。
お風呂は広い共同風呂の作りです。コインランドリーがあります。
比較的大きなお宿です。私が宿泊した時は、私を含めて２人でした。私が行った頃は、紅葉もほぼ終わりかけの季節でした・・。
お部屋はこんな感じです。少し古い感じはしますが、きれいに掃除され、換気もしてありました。
部屋からの眺めです。この山間を歩いてきました。
部屋から看板犬（？）が見えます。やや大型犬のミックス♂のようです。私が部屋から見るたびに「わん、わん、う～」と吠えていました。
お宿のご主人に「触れますか？」と聞くと、「いや～、やめといたほうがいい。」と言われました^^;
晩ご飯です。けっこう量が多かったので、残してしまいました。
建物も、お風呂も、食事をするお部屋も広い造りながら、ご夫婦しかおられず、ちょっとさみしい感じがしました。シーズン中は、団体客が多いようです。
これで自分一人だったら、本当にさみしかったのですが、ここで同宿だった方とは、次の日のお宿も同じになり、奈良に帰ってからお会いする機会がありました。
こういう出会いも、お遍路の魅力です。
そろそろ（いつも！）、お遍路に行きたくなっています。
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