市街地をぬけ、屋島寺への遍路道に入る。登り口の手前に公園があり、休憩をとっていると、九州の男性が追い付いてきた。この頃、30歳くらいの女性の一人歩きの方を見かけることがあったが、この方はご家族の供養のために歩いているとのことであった。本当にいろんなお遍路がある。
屋島寺までの上りは急な坂道だが、地元の方の散歩道にもなっているようである。遍路道どおりに旧ホテル後まで行き、そこからの下りは危険度No.1である。座りながら下りなければならなかった。この道を避けるため、上って来た道を下りて歩くコースも示されていて、それくらい危険である。
壇の浦を見下ろしながら下り、河口を渡ると、ほどなくお目当てのうどん屋山田本陣に到着する。
八栗寺まではケーブル沿いの道を上る。境内には顔見知りのお遍路さんたちが、今日同宿ということで、話が盛り上がっていた。
私は下りを避けるために、母と別れてケーブルを利用し下山。そこからは平坦な道なので、ひとりで歩く。自転車のお遍路さんに話しかけられたり、郵便局に寄ったりして遅くなったのか、既に志度寺に到着した母から電話がかかってくる。母より1時間遅れで到着し、待っていてくれていた母と参拝を済ます。あと札所2つである。
この日のお宿は以前両親が利用して、気に入っていたので再度宿泊させてもらいました。
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