2009/05/10

歩き四国遍路 39日目

平成19年5月11日(金) 天候曇り後晴れ 第六十六番~第六十九番
歩行距離24km 晩翠旅館泊

 朝食の時ご主人から、四国遍路最高峰の雲辺寺までの、道の説明があった。また来るのでお宿を続けていてください、とお願いして別れる。

 高速道路をくぐると、一気に上りになる。途中から車道に出るが、さすがに標高927mに上るとなると、きつい。でも、札所に到着した時はさすがに感動した。雲辺寺の境内は広く、結構歩く。車のお遍路はロープウェイを使ううため、ロープウェイ乗り場からお遍路さんが下りてくる。

 下りは1kmほど尾根伝いを歩くと、香川県に入りそこからは下り(写真)である。この下りは私の膝に大きなダメージを与えた。厳密には、松山の三坂峠からであるが。この道沿いには休憩する所がなく、公民館のような軒下を借りて休憩する。九州の男性以外にお遍路さんと会うことはなかった。

 大興寺では先に九州の男性が参拝を済ませていた。納経所でバナナのお接待をいただき、静かなたたずまいの境内で休憩をとる。感謝。
 次の札所までは平坦な道だったが、とても長く感じた。でも雲辺寺山を眺めながら歩くので、改めて歩いてきた行程に感動することができる。

 この日のお宿に荷物をおかせてもらい、神恵院、観音寺へ巡拝に行く。ここは境内に2ケ寺あるので、得した気分になる。でも神恵院の本堂はコンクリート作りで、少しがっかり。
 観音寺は旅館やホテルが多く、この日は旅館で、広く綺麗でした。
 
雲辺寺大師堂                       雲辺寺の五百羅漢
大興寺山門                         コンクリート作りの神恵院本堂

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