2010/03/16

平成22年発心の旅 その1

 今日から母の手記より、母と兄の発心の旅の記録である。

 平成22年3月6日(土) 曇り 民宿阿波泊

 昼過ぎに家を出発して、14:30難波発高松行の高速バスに乗る。16:30に鳴門西PAに到着。16:50民宿阿波に入る。同宿は、結願した男性が一人。

 到着するなり、お風呂、食事と18:30にはすべて終了、長い長い夜になりそう。
 このお宿は、おかずは悪くなかったが、主食のご飯が、色も悪く、おいしくなかった。

 平成22年3月7日(日) 曇り時々雨 

 6:45宿発~6:50 第一番霊山寺~1km 7:30 第二番極楽寺~2.7km 8:50 
 第三番金泉寺~5.0km 第四番大日寺~2.0km 11:40 第五番地蔵寺~
 5.0km 14:00 第六番安楽寺~1.2km 14:40 第七番十楽寺~4.2km 
 16:00 第八番熊谷寺 送迎あり 17:00 越久田屋泊 歩行距離20.9km

 7時前に霊山寺、もう団体さんがいっぱい。日曜とあって、車だけのお参りの人も多い。二番札所に向かう時、結願帰りの若い女性と出会う。おめでとう。

 極楽寺門前に、”サルに注意”という看板がある。前はなかったのに。やはりいました、境内にサルが。物置のような建物の屋根の上で、何か食べている。太子堂の裏山にもサルが走っていた。
             雨の中出発のお遍路。

             本当にお猿さんがいる。

 道を歩き始めると、あまり歩いていない雅(兄の名前)は「足の皮がむけそう。」とぶつぶつ言う。

新しいお遍路の道しるべがあるようだ。

 前回お遍路では、桃の花が綺麗でしたが、今回は梅の花が満開。地蔵寺では大祭(3月の第一日曜日)で賑やかだった。
             これは外国人向けの道しるべ。目指せ世界遺産。
 この日は頑張って歩いたので、予定より長く熊谷寺まで行くことができた。ここでは蜂須賀桜が満開で見事だった。
          雨の中、お寺の提灯に明かりが灯る。熊谷寺にて。


 熊谷寺から越久田屋さんへ電話をすると、ここまで迎えに来るとのこと。雨の中、助かった。

 お宿に着く前に、越久田屋さんの御主人の御両親がされているお接待小屋へお邪魔した。菅直人氏の事から、その他有名人の話やら、話好きの、感じの良い御両親。
 お父上は、昨年大病をされたそうだが、お元気に頑張っておられた。

 夜は越久田屋さんの送迎で、天然温泉御所の郷へ。やっぱり温泉はいいな~。

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