お遍路身支度
四国遍路は、命がけの修業だったので、所謂死に装束、基本白装束だ。
しかし、現代では、皆色んな恰好で巡礼している。しかし、ほとんどの巡礼者は、背中に「南無大師遍照金剛」と書かれた白衣を身につけている。周りからお遍路と認識してもらえるし、身支度を整えると、気持ちが引き締まる。
金剛杖・・・弘法大師の分身として、共に歩き、大切に扱う。お宿に入る前に、金剛杖を清め、部屋では床の間(上座)に置く。
数珠・・・煩悩の数108個。厄除けにもなる。
輪袈裟・・・白衣と共に修行中であること、自らの戒めとなる。
菅笠・・・私は使用していないが、菅笠はお堂でもはずさなくてよい。頬の日焼け跡に注意。
納め札・・・巡礼の際、本堂と太子堂に納める。巡礼回数によって、色が変わる。私は2回目なので白。
以上は主だったものだ。所々の札所や門前に店があるが、シーズン(春、秋)は、一番札所は特に混み合っている。
納経所でも、バスツアー等団体の納経が入ると、かなりの時間待たされる。納経帳の持ち主はいないのだが・・・。
それも修行である。
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