平成24年3月11日(日) 晴れ
6:00 宿出発 → 16.9km 10:10 第三十八番金剛福寺 ⇒ バスで以布利まで戻る 12:00
→ 14:00 8.0km 民宿久百々(2食付6,000円)
歩行距離 24.9km 41,832歩
この日は38番から打ちかえりで、36km以上歩く予定だったので、朝6時に出発しました。荷物は海癒の湯さんに置かせてもらえたので、手提げ袋に必要なものを入れました。
準備は5時半にはできていたのですが、まだ暗すぎて(怖くて)出発することができませんでした。6時もまだ暗かったのですが、「行くぞ~」と、初めは懐中電灯を使って出発しました。
大岐の浜には、すでに何人かの方が、日の出を見に来ていました。
途中、ちらっとだけ見えた朝日です。励ましてくれているようでした。
以布利港です。ここの休憩所で、福島から来られていた方が野宿をされていました。
少しお話をして、私が先に出発しました。この日で一旦区切り、帰るとのことでした。今年の秋に、続きを歩きに来るそう。どうぞ、御無事で。
窪津の集落です。自由に使える公衆トイレがあり、ありがたかったです。
足摺岬の東側、県道27号を歩きました。この日は、朝から道しるべを見つけ損ない、38番手前の遍路道は、入ってみると、来た道に戻っていたり。
20kmくらいは歩いたと思います。荷物が少ないのに、疲れていて、足も辛かったんです。疲労がたまっていたのかな。
古い丁石があります。確かに、昔からこの辺りをお遍路さんが歩いたんだな、と感じます。
第三十八番札所境内です。正面は本堂。大師亀が出迎えてくれます。
私が到着してから少しして、三重県の男性を含む、久百々さん打ちかえりのお遍路さん4名が到着されました。
私はそこからバスを使うつもりだったので、そこでみなさんと別れました。みなさん元気だな~。
札所山門。お寺は大きく荘厳な趣があります。岬周辺には見どころがたくさんあり、観光地でもあります。お寺の前には、観光バスがたくさん停まっていました。
バスは岬の東側を回るコース(私が歩いてきた道)と、西側を回り土佐清水の町を通るコースがあります。
20分ほどで西側を行くバス(中村行き)が来たので、乗りました。
こちらの道は、太平洋の荒波に削られた海岸線を見ることができます。天気が良かったので、綺麗な景色を楽しむことができました。(ずっと同乗の男性に話しかけられて、写真を撮ることができなかった・・・)
バスで宿まで行ってしまうと、お宿に着くのが早すぎるので、以布利で降りて歩くことにしました。
大岐の浜を歩こうか迷いました。砂浜を歩くと、足に負担がかかります。
でも、広い海を眺めたくて、途中から海岸へでました。波をかぶって濡れている所は、硬くなっていて歩きやすかったです。
午後1時過ぎに海癒の湯に着きました。オーナーの奥さんと少しお話をして、荷物のお礼を言い、出発しました。
午後2時過ぎには、この日の宿久百々さんに到着。無理を言って、上がらせてもらいました。事前に電話連絡しておけば良かったです。
私はこの日、午後2時46分、お宿の部屋から海に向かい黙とうしました。あの大震災から1年、自分にできることを、小さいことだけれど、していこうと、思いました。
午後4時過ぎ、歩きの方が帰って来られました。このお宿からの打ちかえりは、40km歩くことになります。
この日、同宿の方は5名で、みなさん通し打ち。初めての歩き遍路の方は1名だけ。毎年歩くに来られる方、2年に1回歩きに来られる方、色々です。
始めの予定では、宇和島まで歩くことにしていましたが、この日歩くことができず、足に限界を感じたので、次の日で区切ることにしました。
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