平成24年3月6日(火)
6:30 宿出発 → 6.3km 7:45 第三十四番種間寺 → 9.8km 10:00 第三十五番清滝寺
→ 3.3km (タクシーで三十四番へ戻り、高石神社へ) → 2.2km 13:00 塚地手前の休憩小屋
→ 7.1km 15:30 第三十六番青龍寺 → 0.4km 16:30 国民宿舎土佐(朝食付き5,700円)
歩行距離 29.1km 49,821歩
この日は、濃い霧の中を出発しました。荷物が軽くなっていたので、予想以上に軽快に歩くことができました。やっぱり、荷物は6kgくらいに抑えなければならないな~。
第三十四番札所は県道279号線沿いにあります。ここも第三十三番と同じで、お寺の山門がなく、この道路と同じ高さに境内があります。
私がこのお寺を出発するころに、同宿だった方たちがお寺に到着していました。
その中に「空海の道ウォーキング」というツアーの方たちがおられました。荷物はマイクロバスに運んでもらい、荷物なしでお遍路を通しで歩くツアーです。
60~70歳代の方たちが歩いておられました。みなさん、歩き方がお元気なんです。
私は荷物があるハンデはありましたが、それでも、自分がその年になった時に、あんなふうに歩くことができるだろうか~、と考えながら、抜きつ抜かれつ、元気をもらっていました。
第三十五番札所へは、清流仁淀川を渡ります。その手前に、写真のような道しるべの看板がありました。
一番下に「地元老人」とあります。こういうのも、うれしいものです。
この仁淀川は、日本で一番水質がきれいなんだそうです。静かに流れていました。
ここから、山道を上ります。少し急な坂道です。
坂道を上って、最後にこの階段を上るんです。
少し高台にあるお寺なので、境内から土佐市高岡町を見渡すことができます。
快調に歩いてきたのですが、前のお寺に線香・ローソク入れを忘れてきたことに気づきました・・・。
実はこのお遍路で、1度線香入れを買いなおしていた私は、しばらく考えて、途中からタクシーを使い、三十四番へ取りに戻りました・・・・・。
無事、忘れ物を受け取り、再び歩き始めました。
前回は車道を歩いた塚地峠。今回は、山の遍路道を歩きました。上りは少しきつかったですが、下りはなだらかに歩きやすい道でした。
途中、サクラソウが優しく咲いていました。
しばらく海岸沿いの道を歩くと、宇佐大橋にさしかかります。
この橋を渡らないと、次のお寺に行くことができないのですが、私は高所恐怖症で、ちょっと躊躇しました。
橋のたもとで、どうしようかな~、と考えていると、男性の歩きお遍路さんが通りかかり、「一緒に渡ってください」とお願いして、一緒に歩いてもらいました。
風が強くて、結構怖いんです。私は、こういうの本当にダメで・・・。
ずっと、話をしながら歩いて行ったので、あっという間に第三十六番札所に着きました。ありがとうございました。
三十六番山門。本堂へは、ここから更に階段を上らなければなりません。
お寺から、国民宿舎土佐までは、上りの遍路道です。歩くのに疲れた方たちが、国民宿舎土佐のお迎えを頼んでおられたので、私は荷物だけ車に乗せてもらい、歩いて行きました。15分くらいで着きました。
国民宿舎土佐は、この湾を見渡せる露天風呂があります。天気の良い日には、室戸岬まで見渡せるとか。(写真は部屋からの眺め)
よく歩いてきたな~、と振り返ることができるお宿です。スタッフの方の雰囲気も良いので、2回目の利用でした。
よろしければクリックしてください!
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿