１枚の葉書

　そろそろ梅雨入り？な、なつき＆やよい地方。

　今日はまだパラパラな雨で終わりました。雨嫌いのわんこたち、お散歩のタイミングが・・・。

　写真は、最近のベストツーショットです。　凛々しい２わんこ、もちろん、おやつでつっての撮影です。。。

　あまりお出かけなどしない我が家、なかなかわんこネタがなくて、そしてちょっと時間もなくて、最近ブログ更新が怠っていますが、引き続き続けます。

　このブログをはじめたのは四国遍路ですが、それもなかなか行く機会がなく、ぼちぼちお四国病にかかりそうな気配が・・・。

　それでも、ぼちぼち続けていきます。

　今日は自分の日記にします。

　今月上旬に１枚の葉書が届きました。福島県南相馬市からです。

　私は東日本大震災後の2011年の１１月に、南相馬市へボランティアに行きました。その時に、一緒に写真を撮らせていただいた、仮設住宅で暮らす方からの葉書でした。

　その方とは、ボランティアの最終日に一緒に写真を撮らせてもらい、奈良に帰ってからその写真を送りました。

　写真のお礼に一度、葉書をいただきました。

　その後は、私からは便りをすることもなく、ニュースで被災地のことを見ては、どうしているのかな、と時々思い出す程度でした。

　それが、先日葉書が届き、とても驚きました。そして、ちょっと「後悔」の気持ちがありました。

　本来は私からもっと連絡を取ればよかった、もう一度、観光でもいいから南相馬に早く行きたかった・・・、と。

　葉書は、先の見えない生活ですが、写真が残っていると思い出として残っていて懐かしく、葉書を書きました、俳句を作っています、といった内容でした。

　早速、手紙とささやかな物を送りました。

　すると、次の日にその方からお礼の電話がありました。その方は、南相馬の「避難指示解除準備区域」に居住地があります。

　何度か家には帰ったが泊まることはできない、自分の家はほとんど壊れておらず、住める状態だが、少し海側の家は津波で壊れている、瓦礫もたくさんあるが、放射能の関係で持っていく所がない、と話しておられました。

　返す言葉もなかったのです。
　ただ、私がボランティアに行ったことを、覚えていてくれている方がいたことが、嬉しかったです。そして、これからも、その方とは連絡を取らせてもらおうと思いました。

　その方から葉書をいただいたことは、もっと自分が成長しないといけないな、ということを実感させられました。

　そして、もちろん震災を忘れないこともです。

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